フィレンツェからミラノへの移動日。

朝。 冷蔵庫の食材で卵雑炊を作る。 
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おいしい!

海外旅行に持参する日本の食材を一つだけ選ぶなら、私は迷わず細切りの塩昆布だ。 仕事でもアジア以外の出張には必ず荷物に入れていた。

お湯を注ぐとお吸い物になり、きゅうりやキャベツと和えると漬物になり、料理の仕上げには塩代わりになり、ごはんに乗せても、そのまま食べてもおいしい。 

小倉屋の朝霧は、まつのはこんぶよりお手頃な値段で、上品な味。 最近東京の店舗がなくなってしまったので、ネット注文した。

今回、友だちと手分けして持参した和食は、

・真空ボトルのお醤油
・カットわかめ
・鎌田の出汁醤油
・カツオ節
・梅干し
・即席味噌汁&お吸いもの
・そうめん
・白米


軽くて常温保存できるのがポイントだ。 

前回のフランスであまり使わず、リストから外したが、やっぱりあればよかったのは、
・胡麻
・お麩
・焼き海苔
・ちりめんじゃこ

もちろん、現地のアジアンスーパーマーケットでほとんど手に入るが、品質がイマイチだったり、古い味がしたりでまずいことも多く、自分の好みに合うものを持っていくに限る。 そして醤油は、真空容器でないとすぐに劣化してしまうのだ。

私の場合は、一日一食、出汁の効いた汁ものを体に入れると、現地の食事を毎日楽しむことができる。 フランス校でも朝食の前に、毎日薄めのお吸いものを作って飲んでいた笑。

閑話休題。 朝10時にアパートのチェックアウトして、予約したタクシーが10時20分に到着。 荷物を積み込んで、あっという間にフィレンツエSMN駅に到着。 ミラノ行きの電車は12時55分なので、2時間半以上ある。

大きなスーツケースでウロウロするのも大変なので、落ち着ける場所を探す。 マクドナルドにトイレがあることは知っているが、あそこで2時間は辛い。

I子と交代で構内を探検して、I子が見つけたピッツェリアに移動する。 お店の名前は「Fratelli Coure Pizzeria」。

店内にトイレがあることも確認して、ゆったりしたテラス席に落ち着く。

焼きチーズと野菜のグリルを注文した。
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野菜とチーズの火通しが程よくて、とてもおいしい。 ロゼワインで乾杯した。

制服姿の駅の職員たちも続々とランチにやってきて、定食やバーガーやピザを食べながら(どれもおいしそう)、同僚と雑談している。 ここは彼らの憩いの場所だ。

食後に、カプチーノ。
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イタリアでは何度もエスプレッソやカプチーノを頼んだが、カプチーノはどの店でもぬるかった。 ここのカプチーノも、やっぱりぬるい。 なぜ?

無事に列車に乗り込み、5時前にミラノ中央駅に到着。 1ヶ月前と同じ、駅前のホテルにチェックイン。

ミラノはあいにくの雨だが、明日の空港行きのシャトルバス乗り場を確認しに行く。 駅の構内にある中央市場をのぞくと、市場というよりフードコートだった。

夜。 ハムやチーズはまだあるし、スーパーでワインとお惣菜を買って帰り、部屋で宴会。
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食後。 ホテルのバーで、ナイトキャップした。