定番となった朝定食は、ひじきごはん、味噌汁(甘湯葉、わかめ、みょうが)、香のもの。FullSizeRender
今日の実習は、オムレツ。 オムレツ1人前の卵の分量は3個。 今日はマヨネーズも作るので、一人13個の卵を使う。

まず、卵を消毒して、トマトソースを作る。

空のフライパンで鍋振りの練習をしてから、オムレツの形をしたお手玉「オムレツくん」をフライパンに入れて、さらに練習する。 イメージトレーニングが終わったら、実際にオムレツを4回焼く。 4回目が本番で、仕上げにトマトソースをかけて仕上げる。

2回目のオムレツ。 
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だんだん上達していくかと思いきや、このあと2回とも、フライパンからオムレツの半分が落ちた。

4回目の本番オムレツを先生に見せる。 「ずいぶん小さなオムレツになっちゃいました」と持っていくと、先生は無言で「とほほ」という顔をされた。 
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悲惨な実習結果となったが、トマトソースが卵に合って、とてもおいしいことがわかった。 

練習の味見も含めて、この日、私は累計4~5個の卵を食べた。 班の男子は12個分のオムレツを食べ切った強者もいた。

午後。 野菜のマセドワーヌ(角切り)の練習、1%の塩分で茹でる練習、マヨネーズ作り、ヴィネグレット作り。 

マセドワーヌサラダの食べ比べ。
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実習後、違う班の小柄な女子と一緒になる。 「私、今日のオムレツ全部食べました!!」と言う。 やるなー。 

「コレステロール、致死量食べた」と言っている若者もいる。 昔は卵は食べすぎるとコレステロールが溜まると言われていたが、それは古いロシアの学説で、一日何個食べてもいいと、何年か前にNHKラジオで学者が言っていた。 アナウンサーが「数で言うと何個ぐらいですか?」と聞くと「食べられるかどうかは別にして、50個くらいでも大丈夫ですよ」と言っていた。

夜。 卵まみれになったあとは、お刺身食べたーい!と阿佐ヶ谷の「がいや」に行く。

お通しは切り干し大根と野菜の酢のもの。 

きゅうり。
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タコのお造り。 絶妙の食感と甘さ。
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真鯛のお造り。 宇和島直送のお刺身のおいしいこと!
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自家製厚揚げ。 あれ、ステルス現象? 少し小さくなったみたい。
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つくねを塩とタレで。
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アジフライ。 身がふわふわでおいしいこと。
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野菜料理にはばらつきがあるが、魚は素晴らしい。

食事中。 頼んだ日本酒が品切れで、似たようなお酒を聞くと、厨房のスタッフがやってきた。 夫が「最近、純米より醸造の方がおいしいんだよね」と言うと、厨房スタッフが「そんなことはありません、気のせいです」ときっぱり言い切った。 歯に衣着せぬ言い様だったけど、われわれの好みを聞いてお酒を出してくれて、のしのしと厨房に戻って行った。 その後ろ姿を見ると、Tシャツの背中に「ぶっきらぼうですが、悪気はありません…」と書いてあった。 吹き出しそうになった。