朝。 8時から開店している花屋さんが近くにあるのを、事前にネットで調べておいたので、夫と散歩がてら出かける。
「花市商店」でいろいろと相談に乗ってもらい、お供え用の花束を作ってもらった。 とてもいい花屋さんだった。 またお世話になります。

ちょっと何か食べたいね、クロワッサンをシェアしてホテルのコーヒーと一緒に食べようか、とさらにぶらぶらして御池通の新新堂でクロワッサンを買って戻った。

午前中。 お寺に到着。
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蓮の花が満開だ。
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お墓にもお花を備えた。
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法要も無事済み、「阿じろ」で精進落としの食事会。 

いつも2階の個室でゆったり、一人一人のお膳で料理をいただく。 

父と母の写真も持参して飾った。 甥っ子が初めて見る写真だった。 徳島にみんなで阿波踊りを見に行った時の写真で、まだ甥っ子が生まれる前のこと。 思い出話に花が咲く。 これから毎年違う写真を持ってくるのもいいね。

アヴォカドサラダ。 干し椎茸やいろんな具材が入って、すごくおいしい。
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はす団子のお椀。 揚げた茄子とピーマンもトロトロ。
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ホオズキをあしらった八寸。 煮物、擬製豆腐、小さなお寿司、とうもろこしのかき揚げなど。
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豆腐と、湯葉のお吸い物。
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きな粉を練り込んだうどん。 歯触りがとてもよい。
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揚げ茄子の田楽。 
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冬瓜のお味噌汁と、ハスごはん。
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なんとも上手に炊けてます。
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水菓子は、スイカとデラウエア。 デラウエアは全部皮をむいて小さなグラスに入って、とてもきれいだったけど、甥っ子にあげたので写真を撮り忘れた。

無事に終わってホッとした。 ここで解散して、妹一家とは別のタクシーに乗る。

午後。 京焼の陶芸家、加藤泰一さんの工房に伺う。 

4月に日本橋の高島屋の個展にたまたま通りかかり、小さな器を買った。 その時加藤さんと立ち話をして、工房がうちのお寺と近いことがわかり「京都に来たら是非寄ってください」と言ってもらったので、初盆の日程が決まった時にメールして、こんなご時世でも伺っていいか聞いたら、快く受けてくれたのだ。

窯や工房を詳しく説明してもらい、座敷でお茶をいただきながら、焼き物の話をする。 

渋々同行した夫は工房に入った途端、たくさん質問し始めてビックリ。 そういえば夫は美術専攻だった。

八寸ほどの皿もいろいろ見せていただいて、2枚我が家にやってくることになった。

帰りは「買い物ついでなので」と親切にホテルまで車で送っていただいた。

夜。 「お好み焼きが食べたい」と関西人の夫の粉物コールが始まった。

ググって見つけた先斗町の「やすべえ」に行く。

古びた店だが、隅々までピカピカに磨き上げてあり、気持ちがいい。 

ぬか漬け。
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ジャコとピーマンと薄揚げ。 シンプルな味付けがすこぶるおいしい。 家でも是非作ってみよう。
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だし巻き。 見た目はアレですが、ふわふわで美味。
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お好み焼き。
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焼きそば。
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とても美味しく、気持ちのいいお店でした。

夜の京都の月。 平安時代の写真といっても通じそう、かな。
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